村上 隆
TAKASHI MURAKAMI
1962年 | 東京都生まれ。 |
1993年 | 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。博士号取得。博士論文は「美術における 『意味の無意味の意味』をめぐって」。 |
2000年 | 伝統的日本美術とアニメ・マンガの平面性を接続し、日本社会の在り様にも言及した現代視覚文化の概念「スーパーフラット」を提唱した。 |
2001年 | 自身が代表を務める有限会社カイカイキキを設立。 |
2005年 | 「リトルボーイ展」(ジャパン・ソサエティ、ニューヨーク)|こて、全米批評家連盟ベストキュレーション賞受賞。 |
2016年 | 文化庁「第66回芸術選奨」文部科学大臣賞受賞。 |
2022年 | 「Stepping on the Tail of a Rainbow」 (ザ・ブロード、LA) |
2023年 | 「MurakamiZombie」 (釜山市立美術館、釜山) |
「Takashi Murakami:Unfamiliar People―Swelling of Moisturized Human Ego」 (アジア美術館、サンフランシスコ) | |
2024年 | 「TAKASHI MURAKAMI MONONOKE KYOTO」(京都市京セラ美術館、京都) |
2025年 | 「Takashi Murakami: Stepping on the Tail of a Rainbow」(クリーブランド美術館、オハイオ) |
世界各地のギャラリーや美術館等で個展が開催されている。
現代アートの最前線を走り続ける村上隆。
カラフルでポップな「お花」がトレードマークで、オタク文化と日本美術を融合した独自のアートは世界中を席捲してきた。
DOB君は1993年にミッキーマウスなどを下敷きに村上が生み出したアニメ的キャラクター。
以降、村上作品に数多く用いられるモチーフになっている。
「カワイイ」そして「オタク」。
村上の作品は個人的な経験と逆境によって強化され、作品は見た目の美しさだけでは無くその背後にあるアーティストの内面や社会的なメッセージが込められている。
「日本の美術の、美術館の興行が変わるぐらいの革命的なことがたくさん生まれてると思う。今回は苦しめば苦しむほど、未来の芸術のやる人々にとってはベネフィットがあるんじゃないかな」
〜<村上隆 もののけ 京都>展