アイズピリ
PAUL AÏZPIRI
1919年 フランス、パリ生まれ
1936年 パリ芸術大学入学
1943年 パリで初個展
1951年 ヴェネツィア・ビエンナーレでナショナル大賞 受賞
1958年 ギャラリーペトリデス(パリ)にて藤田嗣治と二人展
1963年 国際形象展に出品、以後毎年
1971年 トゥールでジュマイ賞受賞
1984年 エスパース・カルダン(パリ)にて大回顧展
2016年 逝去
<作品所蔵>
フランス:パリ市立美術館、ルーマン美術館、アルビ美術館
キャストゥル美術館、ヒアレン美術館 等
日本:山形美術館、ニューオータニ美術館
なかた美術館(別称:アイズピリ美術館) 等
パブリックアート:ホテルニューオータニ東京メインバー壁画
ホテルニューオータニ博多の巨大フレスコ画
パリ画壇の中でも、明快な具象絵画(静物、風景、人物の油彩)で親しまれ、人気作家の一人だった。
子供、自転車、飛行機、鳥、魚、太陽などのモチーフが、パリ、サントロペ、ヴェニスなどを舞台にし、自由かつ軽やかに舞い遊ぶ軽快なタッチと、鮮やかな色彩で夢のような世界を描いた。
素朴にデフォルメされた作品群は、生前好きだったフォークアートの世界にも通じている。柔らかい優しさや陽だまりの温かさに満ち溢れ、自然と家族をこよなく愛する画風はコレクターにも愛された。リトグラフなどでも、その作品が親しまれている。