現代アート

版画

 
山口 歴
山口 歴
Splitting Horizon No.10
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 1000×750mm] 2019年作
99部限定
本人証明書 有
MEGURU YAMAGUCHI
 
野見山曉治
野見山曉治
潮風〜on y va
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 820×610mm] 1988年作 70部限定
GYOJI NOMIYAMA

 

野見山曉治
野見山曉治
遠い日〜on y va SOLD OUT
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 610×820mm] 1988年作 70部限定
GYOJI NOMIYAMA

 

 

野見山曉治 リトグラフィ集 on y va

 1987年の秋から翌88年の初めにかけて、ほとんどこの仕事に明け暮れた。
取りかかる迄の暑い季節を九州の岬で、ひかる海を眺めながら、下描きに追われたものだ。
 リトグラフィの準備に、これほど時間をつぶしたのは初めてだが、それは結果的にあまり感心したことではない。下描きの水彩画がもたらす効果を容易に捨てきれず、東京にもどってから、月が変わっても、ただの一枚も刷りあがらない始末だった。
〜中略〜
 日を追って下描きから少しづつ遠ざかってゆく。気まぐれ屋のぼくは着せ替え人形の面白さに、のめりこんだ。
 今から始まるのだったら、もっともっと遠くまで行けるだろう。日ごろ油絵具をべたべた塗りこんでいるぼくにとって、リトグラフィというのは逆になにもかも脱ぎすててゆく楽しさだ。

「オ・ニ・バ」という横文字の題名は、パリの展覧会に送る必要のためで、別に意味はない。さあ、始めるか、といったぐらいの掛け声なんだが、僕にとっては、あの海面を渡る風のような、漠とした期待だ。
野見山曉治
 
野見山曉治
野見山曉治
ホントのこと〜çà et là
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 820×610mm] 1993年作 60部限定
GYOJI NOMIYAMA

 

野見山曉治
野見山曉治
誰も知らない〜çà et là
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 820×610mm] 1993年作 60部限定
GYOJI NOMIYAMA

 

 
野見山曉治
野見山曉治
ドジな約束〜çà et là
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 820×610mm] 1993年作 60部限定
GYOJI NOMIYAMA

 

野見山曉治
野見山曉治
みんな嘘〜çà et là
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 820×610mm] 1993年作 60部限定
GYOJI NOMIYAMA

 

 

野見山曉治 リトグラフィ集 çà et là

 ずいぶんとあいまいな日を過した。ほんとうにそう思う。ある設定された空間を、はっきりとぼくは手の中に握りしめて、工房に通ったはずなのに、生まれてきたものはとても不確かだ。
 にぶく光るジンク版に甘えていたような気もする。とりとめもなく線を引き、気ままに溶き墨を垂らしておけば、プレス機が、がっちりと受けとめて、ある確かな痕跡を紙の上に刷りこんでくれるはずだった。
 日々いろんな色のインクや紙が、屑になって溜ってゆくのを、さほど気にとめず、どこかでこの人間じみた機械が、その工程にしたがってぼくの手の中にあるものを、徐々に開かせてくれると思い込んでいた。
 秋からすぐにも冬がきた。手応えはなにひとつないのに、それでもぼくは気楽だった。
 重いプレスの下から刷りだされてくるものは、つねにある完結した形を見せている。版がひとつ重なるごとに、ぼくは安堵した。しかしそれはいくらでも重ねられる、あるいは省くことのできる、果てしないプロセスを、のぞかせてもいる。
 自分で手を染めながら、生まれてくるものについては、不可解というか、期待するものへの不安から、逆にイメージばかりが大きくふくらんでくる。
 とうとう春が近づいてきた。しかし、ぼくにうしろめたさはない。自然の原理を悟って、人間が道具をつくりはじめたときの歓び、その原初的な接触の興奮に浸っていた。
 機械油やインクの臭い、それを溶かすガソリンの臭気にくるまれて、白い紙のうえに浮かびあがる、その鮮やかな混沌に、のめりこんでいたともいえる。なにかが生まれてくるときは、いつでもこういう、どす黒い空気にかこまれているものなんだろうか。
野見山曉治
 

野見山暁治(1920〜2023)

1920 年 福岡県生まれ。

東京美術学校(現・東京藝術大学) 油画科を卒業。

召集され、満州に渡る。帰国して1952年渡仏。

12年間を過ごし1964年帰国。

東京藝術大学教授を務める一方、百歳を超えても制作を続け日本の美術界を牽引した。

2000年文化功労者、2014年文化勲章受章。

文筆家としても日本エッセイスト・クラブ賞。

戦没画学生の遺作を収集し、1997年の無言館(長野県上田市)の実現にも尽力した。

享年102歳。

<個展>
2003年 東京国立近代美術館
2004年 大分市美術館、 富山県立近代美術館等
2022年 「野見山暁治展 100年を超えて」堺屋太一記念 東京藝術大学美術愛住館、「寄贈記念展」 福岡県立美術館等
2023年 「野見山暁治の見た 100年」久留米市美術館

〜絵には具象、 抽象以外に象徴というものがあるではないか。空や木そのものではなく、あえて言うなら、 空や木のごときものを象徴的に描いている〜

 
 
辰野登恵子
辰野登恵子
July-31-96
(エッチング、 アクアチント サイン・番号入り)
[画寸法 605×605mm] 1996年作 60部限定
TOEKO TATSUNO
 
辰野登恵子
辰野登恵子
July-2-96
(エッチング、 アクアチント サイン・番号入り)
[画寸法 605×605mm] 1996年作 60部限定
TOEKO TATSUNO
 
辰野登恵子
辰野登恵子
June-19-96
(エッチング、 アクアチント サイン・番号入り)
[画寸法 605×605mm] 1996年作 60部限定
TOEKO TATSUNO
 
辰野登恵子
辰野登恵子
May-27-96
(エッチング、 アクアチント サイン・番号入り)
[画寸法 605×605mm] 1996年作 60部限定
TOEKO TATSUNO
 
辰野登恵子
辰野登恵子
July-16-96
(エッチング、 アクアチント サイン・番号入り)
[画寸法 605×605mm] 1996年作 60部限定
TOEKO TATSUNO
 

辰野登恵子 (TATSUNO Toeko) 1950〜2014

1950年、長野県生まれ。
1968年、東京藝術大学美術学部に入学、1974年に同大学美術研究科油画専攻修士課程を修了。
大学在学中は、ポップアート、ミニマルアートから影響を受けた版画技法による作品を制作した。1980年前後からは、線やフォルム、色彩本来の豊かさを提示する絵画を制作し注目を浴びる。一貫して抽象表現に立ち、ストライプや格子、アラベスクや球体など、モチーフの変遷を遂げながら有機的な造形表現を発展させ、ポストミニマリズムの気鋭として早くから現代美術の寵児となった。1995年の国立近代美術館での個展開催は女性として初の、また史上最年少となる快挙であった。

 
岡本太郎
岡本太郎
SOLD OUT
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 475×340mm] 100部限定
TARO OKAMOTO
 
菅井 汲
菅井 汲
VARIATIONS #3
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 620×480mm]1995年作

KUMI SUGAI

 

菅井 汲
菅井 汲
VARIATIONS #2
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 620×480mm]1995年作

KUMI SUGAI

 

 
菅井 汲
菅井 汲
VARIATIONS #5
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 620×480mm]1995年作

KUMI SUGAI

菅井汲(1919年〜1996年)は1952年渡仏。以来パリで制作。象形文字ともとれるイメージを繊細なマチエールで描き上げ、たちまちパリの美術界で高い評価を得る。
60年代初頭から超高速で駆け抜けるスポーツカーの緊張感とスピードに魅了された菅井は、その感覚をインスピレーションに明快な色彩と形態からなるダイナミックな抽象絵画に転じた。その後、さらに単純化を推し進め、円と直線からなる幾何学的な作風を展開、晩年は、作家自身のイニシャルであると同時に、道路の連続カーブを想起させる「S」をモチーフに描き続け、同じパターンを描き続ける行為自体に芸術活動の意義を見出した。

 
白髪一雄
白髪一雄
魏(中国戦國七強)
SOLD OUT
(シルクスクリーン サイン・番号入り)
[画寸法 645×645mm]
KAZUO SHIRAGA

 

白髪一雄
白髪一雄
趙(中国戦國七強)
SOLD OUT
(シルクスクリーン サイン・番号入り)
[画寸法 645×645mm]
KAZUO SHIRAGA

 

 
草間彌生
草間彌生
かぼちゃ(BY) SOLD OUT
<日本経済新聞2023年1月掲載作品>
(スクリーンプリント・ラメ サイン・番号入り)
[画寸法 270×325mm] 2004年作

YAYOI KUSAMA
 
草間彌生
草間彌生
かぼちゃ YOR-A SOLD OUT
(スクリーンプリント サイン・番号入り)
[画寸法 240×285mm] 2004年作

YAYOI KUSAMA
 
草間彌生
草間彌生
朝が来た D SOLD OUT
(スクリーンプリント サイン・番号入り)
[画寸法 160×230mm] 2004年作

YAYOI KUSAMA
 
草間彌生
草間彌生
夜に読む本 A SOLD OUT
(スクリーンプリント サイン・番号入り)
[画寸法 160×230mm] 2004年作

YAYOI KUSAMA
 
草間彌生
草間彌生
SOLD OUT
<日本経済新聞2023年3月掲載作品>
(エッチング  サイン・番号入り)
[画寸法 220×343mm] 1995年作

YAYOI KUSAMA
 
横尾忠則
横尾忠則
予兆の刻 III
(シルクスクリーン サイン・番号入り)
[画寸法 1120×710mm] 1989年作
TADANORI YOKOO
 
横尾忠則
横尾忠則
予兆の刻 V
(シルクスクリーン サイン・番号入り)
[画寸法 1120×710mm] 1989年作
TADANORI YOKOO
 
横尾忠則
横尾忠則
「聖シャンバラ」より<空其地> SOLD OUT
(シルクスクリーン・オフセット サイン・番号入り)
[画寸法 850×570mm] 1974年作
TADANORI YOKOO
 
鴻池朋子
鴻池朋子
mimio Odyssey SOLD OUT
(オフセット サイン・番号入り)
[画寸法 500×715mm]
TOMOKO KONOIKE
 
村上 隆
村上 隆
DOB2020 Light BLUE
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 370×370mm] 100部限定

TAKASHI MURAKAMI

 

村上 隆
村上 隆
DOB2020 Light PINK
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 370×370mm] 100部限定

TAKASHI MURAKAMI

 

村上 隆
DOB2020 BLACK SOLD OUT
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 370×370mm] 100部限定

TAKASHI MURAKAMI

 

 
村上 隆
村上 隆
DOB2020 BLUE
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 370×370mm] 100部限定

TAKASHI MURAKAMI

 

村上 隆
村上 隆
DOB2020 PINK SOLD OUT
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 370×370mm] 100部限定

TAKASHI MURAKAMI

 

村上 隆
村上 隆
DOB2020 Pearl gold White SOLD OUT
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 370×370mm] 100部限定

TAKASHI MURAKAMI

 

 
村上 隆
村上 隆
Cherry SOLD OUT
(シルクスクリーン サイン・番号入り)
[画寸法 600×600mm]2005年作

TAKASHI MURAKAMI
 
村上 隆
村上 隆
And Then and then and then and then and then (Pink)
(オフセット リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 680×680mm]

TAKASHI MURAKAMI
 
ジェームス・ローゼンクイスト
ジェームス・ローゼンクイスト
A Pale Angel’s Halo
(リトグラフ・サイン番号入り)
[画寸法 686×508mm]1973年作 100部限定

JAMES ROSENQUIST
 
カウズ
カウズ
URGE/White SOLD OUT
(シルクスクリーン サイン・番号入り)
[画寸法 286×220mm] 2020年作 250部限定
KAWS
 
カウズ
カウズ
URGE/Lime Green SOLD OUT
(シルクスクリーン サイン・番号入り)
[画寸法 286×220mm] 2020年作 250部限定
KAWS
 
カウズ
カウズ
SHARE
(シルクスクリーン サイン・番号入り)
[画寸法 508×406mm] 2021年作 500部限定
KAWS
 
カウズ
カウズ
NO REPLY #10 SOLD OUT
(シルクスクリーン サイン・番号入り)
[画寸法 883×584mm]
2015年作 100部限定
KAWS
 
カウズ
カウズ
Companionship in the Age of Loneliness SOLD OUT
(シルクスクリーン サイン・番号入り)
[画寸法 385×300mm] 2019年作 750部限定
KAWS

 

リミテッドエディション画集付
本にサイン、制作年
[Book: 330×258×31mm]
[Case: 426×341×55mm]
KAWS

 

 
サム・フランシス
サム・フランシス
Untitled SOLD OUT
(シルクスクリーン サイン・番号入り)
[画寸法 1035×700mm]
SAM FRANCIS
 
バンクシー
バンクシー
GANGSTA RAT/WCP SOLD OUT
(シルクスクリーン 裏面にWEST COUNTRY PRINCE刻印 エディション明記)
[画寸法 500×350mm]

BANKSY

 

バンクシー
バンクシー
LAUGH NOW/WCP
(シルクスクリーン 裏面にWEST COUNTRY PRINCE刻印 エディション明記)
[画寸法 700×500mm]

BANKSY

 

 
 
アンディ・ウォーホル
アンディ・ウォーホル
The New Spirit (Donald Duck)「広告」より SOLD OUT
(シルクスクリーン 左下に鉛筆でサイン・番号入り)
[画寸法 965×965mm] 1985年作
ANDY WARHOL

作品裏右下にコピーライトスタンプ
作品右下に版元と刷り師のエンボス
[カタログレゾネ] Feldman & Schellmann II.357掲載

ポップアートを代表する作家、アンディ・ウォーホル(1928~1987)は言うまでもなく、戦後のアメリカ文化を体現するスーパースターである。
ニューヨークで1950年代にグラフィックデザイナーとして出発した彼は、まもなく美術を志すようになり、1960年代の初めにマリリン・モンロー、キャンベルスープ缶、コカコーラの瓶などの大衆的イメージをシルクスクリーンなどによって機械的に反復した絵画を発表して美術界に衝撃を与えた。さらに美術のみならず、前衛的な映画の制作、ロック音楽のプロデュース、有名人へのインタビュー雑誌の創刊など幅広い活動を通じて、1960年代アンダーグランド芸術の帝王として君臨する1970年代以降はニューヨーク社交界の花形として常に話題の中心にいた。
本作「ニュースピリット(ドナルドダック)」は1985年制作の「広告ポートフォリオ(Adsシリーズ)」全10作中の一作であり、このシリーズの代表的な人気作。当時のアメリカの大量消費社会を象徴する広告の中で1943年にアカデミー賞のドキュメンタリー賞にノミネートされた短編映画に由来したイメージを作品として発表したものと言われている。
現代アートが世界の美術市場を席巻している今日、名実共にその頂点に立つアンディ・ウォーホルの作品は資産価値も高く高騰が続いている。

 
アンディ・ウォーホル
アンディ・ウォーホル
FLOWERS SOLD OUT
(HAND-COLORED)
(スクリーンプリント・手彩 サイン・番号入り)
[画寸法 1038×692mm] 1974年作
ANDY WARHOL
 
アンディ・ウォーホル
アンディ・ウォーホル
「サムという名の猫と一匹の青い猫」より
SOLD OUT
(オフセットリトグラフ、手彩色)
[画寸法 203×143mm] 1954年作 190部限定
[カタログレゾネ] Feldman & Schellmann IV.67掲載
ANDY WARHOL

 

アンディ・ウォーホル
アンディ・ウォーホル
サム SOLD OUT
(オフセットリトグラフ、手彩色)
[画寸法 356×254mm] 1954年作
[カタログレゾネ] Feldman & Schellmann IV.51(a)掲載
ANDY WARHOL

 

ロイ・リキテンスタイン
ロイ・リキテンスタイン
ART OF THE SIXTIES POSTER FOR THE TEL AVIV MUSEUM
(シルクスクリーンポスター)
[画寸法 1307×1000mm]1979年作
ROY LICHTENSTEIN
 
 
李禹煥
李禹煥
From Line 3 SOLD OUT
(ドライポイント サイン・番号入り)
[画寸法 275×338mm]1981年作
LEE U-FAN
 
李禹煥
李禹煥
Desert GINZA-1 SOLD OUT
(ドライポイント サイン・番号入り)
[画寸法 330×460mm] 1999年作
LEE U-FAN
 
李禹煥
李禹煥
寄港地 1
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 890×755mm] 1991年作
50部限定
LEE U-FAN
 
李禹煥
李禹煥
寄港地 3 SOLD OUT
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 890×755mm]  1991年作
50部限定
LEE U-FAN
 
李禹煥
李禹煥
Avec l’espace 空間とともに(1) SOLD OUT
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 565×770 mm] 1992年作
LEE U-FAN
 
李禹煥
李禹煥
Avec l’espace 空間とともに(2) SOLD OUT
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 770×565mm] 1992年作
LEE U-FAN
 
李禹煥
李禹煥
Avec l’espace 空間とともに(3) SOLD OUT
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 565×770mm] 1992年作
LEE U-FAN
 
ジュリアン・オピー
ジュリアン・オピー
Yellow Black White Blue(〜Standing People) SOLD OUT
(ホワイトアクリルに取り付けられた6枚のレンチキュラーアクリルパネル)
[画寸法 1110×1190×320mm] 2019年作 限定25部
JULIAN OPIE
1958年ロンドン生まれ。イギリスの現代美術を代表するアーティスト。
1982年ゴールドスミス・カレッジ・オブ・アートを卒業時にイギリスの老舗画廊リッソン・ギャラリーで行われたグループ展でキース・ヘリングら有名画家と共に作品が展示されるなど、デビュー当時から高い注目を集める。
人物や風景など、アートにおける古来からの主要なモチーフをピクトグラムやアニメの表現を連想させるシンプルな描画と色彩表現により簡略化し、最低限の要素で表現する表現様式がアート界のみならず広義のカルチャーシーンで大きな支持を集め続けている。日本美術にも造詣が深く、広重や歌麿などの浮世絵の収集家でもあり、作風への影響もよく知られている。
ニューヨーク近代美術館、大英博物館、テートギャラリー、ステデリック美術館など世界の主要な美術館に作品が収蔵されており、日本では東京国立近代美術館、国立国際美術館等にコレクションされている。
近年の展覧会としては大英博物館(2011年)、英国ナショナルポートレイト・ギャラリー(2012年)、テートギャラリー・リバプール(2012年)、ポーランド現代美術館(2014年)、ドイツ新美術館(2015年)、東京オペラシティアートギャラリー(2019年)などがある。Blurのアルバムジャケット、英国ロイヤルバレエ団やU2のステージデザインなど、アートの枠を越えたプロジェクトも多数手がけている。
 
ジュリアン・オピー
ジュリアン・オピー
Ruth Smoking 2;「26のポートレイト」より SOLD OUT
(シルクスクリーン)
[画寸法 365×250mm]2006年作
JULIAN OPIE

 

ジュリアン・オピー
ジュリアン・オピー
Ruth Smoking 5;「26のポートレイト」より SOLD OUT
(シルクスクリーン)
[画寸法 375×250mm]2006年作
JULIAN OPIE

 

 
ミスター・ブレインウォッシュ
ミスター・ブレインウォッシュ
マリリンフォーエヴァー
(シルクスクリーン サイン・番号入り)
[画寸法 762×559mm] 2021年作
MR.BRAINWASH
 
ミスター・ブレインウォッシュ
ミスター・ブレインウォッシュ
ドントギブアップ/ピンク
(シルクスクリーン サイン・番号入り)
[画寸法 762×571mm] 2020年作 75部限定
MR.BRAINWASH
 
ミスター・ブレインウォッシュ
ミスター・ブレインウォッシュ
キングオブロック
(シルクスクリーン サイン・番号入り)
[画寸法 1270×965mm]
1/1(1部限定)
ブレインウォッシュスタジオ証明書 付
MR.BRAINWASH
 

ミスター・ブレインウォッシュはロサンゼルスを基盤として活動するフランス人ストリート・アーティスト。
2010年にバンクシーが監督した映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』でバンクシーに撮影された男性として知られている。本名はティエリー・グエッタ。
ジョン・レノンやビリー・ホリデイなど、著名なアーティストをアイコンにしたアート作品で知られている。2009年にマドンナは自身のアルバム『セレブレーション』のカバーアートとしてミスター・ブレインウォッシュの作品を利用したことでその地位は決定的なものとなった。
ミスター・ブレインウォッシュはもともと古着屋のオーナーで、アマチュアの映像作家だった。いとこのストリート・アーティストであるインベーダーをきっかけにストリート・アートに関心を持ちはじめる。2000年代のストリートアートシーンを記録撮影していたが、バンクシーのすすめで数週間後、彼自身もストリート・アーティストに転身することとなる。この経緯がまさに映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』に収められており、劇場型のセンセーショナリティはその後のブレインウォッシュのスタイルを決定づける事となる。
ミスター・ブレインウォッシュの作品のコレクターには、ハリウッドセレブ、大物ミュージシャン、著名スポーツ選手、ハリウッドムービースターらが名を連ねる。発表する作品の全てが、発売と同時にすぐに売り切れるほどの人気ぶりで日本でも2014年に初めての個展が開催され、注目すべき作家として多くの反響を巻き起こした事も記憶に新しい。
なんといっても"アンティ・ウォーホルの再来"、"バンクシー以来の超大物"と評価される程の逸材である。昨年の春、2度目の大規模回顧展が行われ、日本のみならずその活躍は世界のアートシーンの中心であることは間違いないと思われる。

 
 
ジョンワン
ジョンワン (JONONE)
Lucy in The Sky With Diamonds
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 750×750mm] 50部限定
JONONE
 
ジョンワン
ジョンワン (JONONE)
World Stars
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 756×760mm]
JONONE
 
ミスターガルサン
ミスターガルサン
Empire
(シルクスクリーン サイン・番号入り)
[画寸法 635×430mm] 30部限定
MR.GARSIN
 
名和晃平
名和晃平
Element-Black #9 SOLD OUT
(シルクスクリーン、アクリル、木製パネル 限定35部)
[画寸法 600×800× 38mm]2018年作 
パネル裏に直筆サインシール有
※飾り方は縦・横自在です。
KOHEI NAWA

 

彫刻家、Sandwich Inc.主宰、京都芸術大学教授。
1975年、大阪府生まれ。
京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了。

感性とテクノロジーの関係をテーマに彫刻の定義を柔軟に解釈し、鑑賞者に素材の物性が開かれてくるような知覚体験を生み出してきた。国内外で、建築のプロジェクト等も手がける。

 

 
篠田桃紅
篠田桃紅
ELAPSE
(リトグラフ 手彩 サイン・限定部数入り)
[画寸法 570×420mm]

TOKO SHINODA
 

本画

 
篠田桃紅
篠田桃紅
Road of Sun
(銀地に墨・彩色)
[画寸法 1253×650mm]
1990年作
篠田桃紅 鑑定委員会 登録証書 有
TOKO SHINODA

篠田桃紅は1913年、旧満州で生まれた。
桃紅の由来は詩格と言う中国の古い書物にある句[桃紅李白薔薇紫](春の風は一葉に吹くのに開く花は色とりどり)から三月生まれの本人に父が「桃紅」をとって雅号にした。
5歳で書を学び、漢詩や和歌の教養を身につけ、以後独学で唯一無二の書を極める。
戦後(1956年)43歳で単身渡米、墨を使っ た抽象画を発表し全米で高い評価を受ける。
翌年、草間彌生もアメリカに渡り、60年代前 衛の女王と異名をとった。
以後二人の女流作家は今日まで世界の現代 アートに大きな影響を与え続けてきた。 本作品「Road of sun」にも使われている朱 色について桃紅は次のように語っている。「朱を磨るとき、いつも私は明けてゆく空の色を思い、また、夕焼けの色も思い見る。そして磨り上 げた濃い朱は、瞼の裏に視る赤の色である。太陽を観たあと眼を閉じると、陽の色が瞼に透けるのか、あるいは血の色か、漲るような赫いまなうら、あの色が、硯のおかに溜まる濃い朱に通う。」
篠田桃紅77歳時の作品ながら、思い切りが よく他を圧倒するような力強い本作はミュージ アムピース級の逸品と言える。

 
篠田桃紅
篠田桃紅
無題
<日本経済新聞2023年7月掲載作品>
(金地に墨・彩色)
[画寸法 600×450mm]

篠田桃紅 鑑定委員会 登録証書 有
TOKO SHINODA
 
篠田桃紅
篠田桃紅

<日本経済新聞2022年9月掲載作品>
(紙に墨・彩色)
[画寸法 300×450mm]
1999年作
篠田桃紅 鑑定委員会 登録証書 有
TOKO SHINODA
 
 
草間彌生
草間彌生
かぼちゃ SOLD OUT
<日本経済新聞2022年11月掲載作品>
(アクリル・カンヴァス)
[画寸法 158×227mm] 1992年作

草間彌生作品登録カード 有
YAYOI KUSAMA
 
元永定正
元永定正
まるあみめいろいろ SOLD OUT
(キャンバス・アクリル 10号)1992年作
モトナガ資料研究室 鑑定書 有
SADAMASA MOTONAGA
 
オノサト トシノブ
オノサト トシノブ
Untitled SOLD OUT
(油彩 40号スクエア)1982年作
TOSHINOBU ONOSATO
 
板谷龍一郎
板谷龍一郎
Lascaux Studio-
Titanium white
(アクリルオンキャンバス)
[画寸法 200×200×20mm]
RYUICHIROU ITADANI
 
板谷龍一郎
板谷龍一郎
Lascaux Studio-
Permanent green deep
(アクリルオンキャンバス)
[画寸法 200×200×20mm]
RYUICHIROU ITADANI

 

板谷龍一郎
板谷龍一郎
Lascaux Studio-
Bright red
(アクリルオンキャンバス)
[画寸法 200×200×20mm]
RYUICHIROU ITADANI

 

 
板谷龍一郎
板谷龍一郎
Pyracantha
(アクリルオンキャンバス)
[画寸法 240×180×20mm]
RYUICHIROU ITADANI
 
フナヤマ ルイ
フナヤマ ルイ
untitled
(アクリル 10号スクエア)
RUI FUNAYAMA

 

フナヤマ ルイ
フナヤマ ルイ
untitied(003)
(アクリル 4号)
RUI FUNAYAMA

 

 
蝦原由紀
蝦原由紀(加藤由紀)
夕日
紙本彩色(胡粉、箔、岩絵具)
[画寸法910×710 mm]
YUKI EBIHARA
 
 
コロース
コロース(COLORZ)
SPRAY
(アクリルオンキャンバス)
[画寸法 800×800mm] 2021年作
COLORZ
 
コロース(COLORZ)
TRUE BLUE
(アクリルオンキャンバス)
[画寸法 1000×810mm] 2021年作
COLORZ
 
コロース
コロース(COLORZ)
ROSE D’AMOUR
(アクリルオンキャンバス)
[画寸法 800×800mm] 2021年作
COLORZ
 
ジェロー・デルテイユ
ジェロー・デルテイユ
スペースガール
(アクリル15号)
GERAUD DELTEIL
 
ジェロー・デルテイユ
ジェロー・デルテイユ
レッドリップス
(アクリル30号)
GERAUD DELTEIL
 
ジェロー・デルテイユ
Geraud Delteil

フランス、オーヴェルニュとコルシカを出身地とする。

ポスター、ロゴデザイン、バンデシネ(コミック)の制作、船やサーフボード、バイク、車、ヘルメットのデザインそして彫刻。彼のキャリアはそこから始まった。
90年代になると壁面グラフィティを主に行うようになる。そこにはいつも人物が一人以上描かれており色彩豊かで遊び心に富んでいた。2010年初めには壁面からキャンバスへ、スプレーからエアブラシへと制作の形を変えている。2011年にギャラリー・クリスチャンヌ・ヴァレで初めて作品を発表する。

作品は型紙もステンシルも使わずエアブラシのみで描かれている。これはストリートアートの精神とスプレー画のラフ感を残すためである。彼の作品の中で人物は常に前面におかれ、リアリストやグラフティ、ポップ、バンデシネなど混合されたスタイルがその背景を飾っている。
透明感のある虹色の光の反射など絵画技術を使い描かれるその作品は、私たちのカルチャーの多様性を表現している。
 
ケイミ
ケイミ
マエヴァ
(アクリル)
[画寸法 850×650mm]
KEYMI
 
ケイミ
ケイミ
ウェデイング
(アクリル)
[画寸法 680×550mm]
KEYMI
ケイミ
Keymi

ケイミことステファン・レイモンはグラフィティアーティストである。
1973年パリ郊外、ヴァルドワーズに生まれ、フランス・クレモンフェランでアーティストとしてのキャリアをスタートする。
その後、1980年代に旋風を巻き起こしたヒップホップとポップカルチャーの世界に影響を受け、グラフティに熱中し、スプレー缶を片手にケイミは街中にタグや壁画を描いた。パブリックな場に描くことで人々にダイレクトに届くアート。そういったストリートアートの表現とアプローチが自分に合っている事に気づいたのだ。彼のアートスタイルはロココやバロックなどのクラシックからタトゥの図案のようなコンテンポラリーなものまでを吸収して出来上がっている。彼はその作品をグラフティへのオマージュを込めて「アブストラクト カリグラフィ」と呼ぶ。

パズルに興味を持ったケイミはそれをアートに創り変えた。ポップアートのシンボル、アイコンたちをパズルのピースにはめ込み、黒を背景に際立たせている。
 
グレッグ・レオン・ギユマン
グレッグ・レオン・ギユマン
Wet Bat
(アクリルオンキャンバス)
[画寸法 1200×1200mm]
GREG LEON GUILLEMIN
 
グレッグ・レオン・ギユマン
グレッグ・レオン・ギユマン
Good Teeth
(アクリルオンキャンバス)
[画寸法 600×600mm]
GREG LEON GUILLEMIN

グレック レオン ギユマン(プロフィール)

1967年生まれ (フランス人アーティスト)パリ在住

ポップカルチャーの主人公たちを日常生活の中に潜り込ませた「Secret Life of Heroes (ヒーローたちの秘密の私生活)」シリーズ作品が大成功をおさめる。

アートディレクターとして20年働いた後、2010年から個人として自身の作品の創造を始める。

最初の作品はフォトショップやイラストレーター(デザイン制作ソフト)から制作されデジタルで配布された。「Exercices de Style (スタイルエクセサイズ)」「Paper Hero (ペーパーヒーロー)」のシリーズは好評を得た。2013年、「Secret Life of Heroes (ヒーローたちの秘密の私生活)」からデジタルでの制作に加えてアクリル画の制作を始める。その最初の絵画展はヨーロッパのみならずUSAでも大成功をおさめる。

次の「Pop Icons」「 Pop Mix」シリーズでも時にユーモアを持って時に批判的な視点でヒーローたちを作品の中に描き続けた。デトーナメント(detournement)」と呼ばれる手法の一種のパロディがその作品の中心にある。作品のインスピレーションの源はギークカルチャー(コミック、ビデオゲーム、SF etc.)にあるかもしれないが、日常やポップカルチャーの要素をアートの世界に持ち込んだポップアートの新しいアーティストと位置づけられるのは明らかだ。

今日、彼の独創性、斬新さを評価するプレスやブランドによって多くの作品がイラストや表紙に使用され、またコラボレート商品となっている。

ロイ・リキテンスタインを思わせるグラフィックの力強さは人を惹きつけ、ここ数年でギユマンはデジタルを超え、世界中のギャラリーや雑誌、フェスティバルで人々の目を惹いている。

*「デトーナメント」とは、日々の生活の中で物事の見方が大きく揺さぶられ、視野や視点が大きく変わることだ(カレ・ラースン)
 
ミスターガルサン
ミスターガルサン
タイトルフォードラマ SOLD OUT
(アクリル・コラージュ)
[画寸法 380×380mm]
MR.GARSIN
 

ミスターガルサン(プロフィール)

2012年マーベルの700号「アメージングスパイダーマン」の表紙に起用される。

それは登場人物のそれぞれの場面の姿を切り取りコラージュしてスパイダーマンの巨大な目に作り上げるという驚くべき作品だった。ポップカルチャーのアイコンをただ引用するだけでなくシニックな要素につくりかえ、作品に取り入れていく。そういう彼の作品と情熱が評価された。

Mr.ガルサンは子供のころから切り取ったコミックをさまざまつなぎ合わせる、いわばグラフィックDJのようなことをしていた。正義と道徳の象徴であるヒーローたちも今やファンと共に歳をとってきた。 そのヒーローたちを生んできたコミックから彼はインスピレーションを得る。

幼少期に魅了された超人への視点は捨て、純粋に画像としての要素、特にその制作過程やパラテクスト、そして読者に生まれる共感といった点に注目するようにした。彼はこのアプローチでスーパーヒーローの新しい見方を手に入れたのだ。それは現代の神話考証のようである。

作品の中をヒーローたちのさまざまな表情で埋め尽くすことでMrガルサンはそこに命を吹き込む。時代にそって発展するキャラクターたちの永遠の変化の姿、そのリピートによって彼は視覚的スピーチを生み出しているのである。

初個展から成功を収め、多くのアートイベントに参加し、2015年にはパリのギャラリーでも個展を開催する。
現在、大きな注目を集める一人である。
 
ジョンワン (JONONE)
Open Seas
(キャンバス アクリル ・インク)
[画寸法 840×710mm] 2023年作
自筆証明書 有
JONONE
 
ジョンワン
ジョンワン (JONONE)
Mines Forever
(アクリルオンキャンバス)
[画寸法 830×620mm]
JONONE
 
ジョンワン
ジョンワン (JONONE)
The Hek
(アクリルオンキャンバス)
[画寸法 850×800mm] 2023年作
自筆証明書 有
JONONE
 
ジョンワン
ジョンワン (JONONE)
Love Life
(アクリルオンキャンバス)
[画寸法 1200×1200mm]2022年作
自筆証明書 有
JONONE
 
ジョンワン
ジョンワン (JONONE)
The Hardest
(アクリルオンキャンバス)
[画寸法 940×1030mm]
JONONE

1963年、ドミニカ系アメリカ人の家庭に生まれたJonOneこと、ジョン・アンドリュー・ペレロは、ニューヨークの外れにあるスラム地区で育った。
70年代後半ストリートや地下鉄の車両にグラフィティを始めた彼は、当時すでにヨーロッパで活躍し、ジャン=ミシェル・バスキアと交流のあったアーティストA-Oneと出会う。この出会いがストリートからアートへの橋渡しとなった。
80年代から彼の象徴的な「抽象表現主義的グラフィティ」の絵画スタイルは、地元および国際的なアートコレクターとギャラリストの両方の注目を集める。
ヘネシーはじめ、ゲラン、アニエス・ベー、エールフランス等の多数の企業とのコラボレーションでも注目を浴び、困窮者救済団体アベピエール財団のための支援も続けている。
2015年、仏政府よりレジオン・ドヌール勲章が授与された。
彼ならではのアーティスティックなスタイルは、世界的に高い評価を得て価格も高騰している。

 

立体

できやよい
できやよい
無題(おにぎりの棚)2007
(木、紙粘土にアクリル絵具、布)
[寸法 395×480×105 mm]
YAYOI DEKI
 
北川宏人
北川宏人
ニュータイプ少女
〜胸像(テラコッタ、アクリル彩色)
[寸法 h395×d135×w215 mm] 2002年作
HIROTO KITAGAWA