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ピカソ ペトラルカの5つのソネット (挿画本)のための扉絵 (ビュラン・アクアチント) [画寸法 140×119mm]110部限定 1947年作 ※奥付に本のエディション、サインとして翻訳者ルイ・アラゴンによる直筆の諺が記載されている。 PABLO PICASSO |
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ピカソ Femme accoudée,Sculpture de Dos et Tête barbue スイートヴォラールNo.71 (エッチング・サイン入り) 限定250部 [画寸法 377×294mm]1933年作 マージンに「Picasso」のウォーターマーク PABLO PICASSO |
スイート・ヴォラール アンブロワーズ・ヴォラール(1866~1939年) |
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ピカソ 彫刻家、モデルと胸像〜スイート・ヴォラール SOLD OUT (エッチング・サイン入り) 限定250部 [画寸法 267×194mm]1933年作 PABLO PICASSO |
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ピカソ 鳩 (リノカット サイン・番号入り) 1939年作 [画寸法 155×200mm] PABLO PICASSO |
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ルオー XIII-愛すれば心嬉しきに!〜ミゼレーレ (銅版画) [画寸法 575×410mm]1923年作 1948年出版 GEORGES ROUAULT |
この版画集のタイトルは、旧約聖書に登場するラテン語「神よ、われを憐れみたまえ( Miserere mei Deus)」に由来している。ルオーがこの版画集の着想を得たのは、1912年の父の死であった。当初は、キリストの受難にまつわる物語を描き出すことを目的としていたが、1914 年に第一次世界大戦が勃発して、凄惨な戦争の悲劇を目の当たりにした彼は、『ミゼレーレ』の 分冊として、『戦争』という新たな冊子の制作を構想する。あまりにも壮大な計画であったがゆえに、 この構想は実現しなかったが、全58点からなる版画集『ミゼレーレ』が二部構成となっており、「哀れみたまえ (Miserere)」、そして「戦争 (GUERRE)」と刻まれた扉絵が、それぞれ存在しているのは、こういう事情である。 実際の版画制作は1920年代に行なわれたが、出版業者ヴォラールとの諍いや不慮の事故によるヴォラールの死、そして第二次世界大戦を経て、この版画集が出版されたのは1948年のことであった。 画家の全盛期に制作されたことに加えて、構想から30年以上を経て出版された経緯を鑑みると、版画集『ミゼレーレ』は文字通り、ルオーの 版画芸術の集大成であるといっても過言ではない。 |
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藤田嗣治 猫十態 (銅版画 サイン番号入り) [画寸法 350×289mm]1929年作 TSUGUHARU FUJITA |
「猫十態」は、1929年頃にパリのアポロ社より出版された版画シリーズで、猫の生き生きとした10種のポーズが描かれている。当時の職人の名から〔マカール法〕と呼ばれエッチング、ドライポイント、アクアチント等による混合技法で制作された。 画家自身も製版から仕上げまで監修し、すべてに自筆サインを入れている。100セットと若干の特装版が制作された。 乳白色を背景とし淡い色彩と繊細な描線で輪郭を描いた藤田ならではの素晴らしき乳白色の時代の版画の代表作。 |
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藤田嗣治 メッサリーナ ~猫の本 (コロタイプ) [画寸法 260×200mm]1930年作 TSUGUHARU FUJITA |
【猫の本】 1929年に描かれたモノトーンのドローイングに、イギリスの詩人マイケル・ジョセフが猫の名前と短文を添え、フジタが制作したコロタイプ版画20点を付した500部限定の挿画本。 ジョセフは、猫の権利向上を求めるロビイストであり、「大英帝国シャム猫協会」の初代会長に就任するほどの猫好きであった。本書の猫たちは、一匹一匹にギリシャ神話や聖書、ローマ史に現れる女神などの名前がつけられている。 コケティッシュなハーハス、自由を愛するサッフォーなどそれぞれ個性的な性格が綴られている。愛らしさだけでなく、ネズミを捕る冷酷さ、つれなさ、細やかな仕草を賞賛する愛猫家にとって、 簡潔でありながら猫の多様な個性を想像させるフジタの表現は十分に魅力的だっただろう。 1930年、ニューヨークにおける本書の刊行は、フジタの名声をアメリカで広める契機となった。 |
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藤田嗣治 バガボンド~小さな職人たち SOLD OUT (木口木版) [画寸法 185×185mm]1960年 TSUGUHARU FUJITA |
【しがない職業と少ない稼ぎ】 全 119 ページ、エディション番号付き 261 部の限定本。 パリの風俗をテーマとした作品を得意とした作家のアルベール・フルニエとギイ・ドルナンのテキストに、藤田の油彩画をもとにした 21 点の多色刷り木口木版の挿画入り大型挿画本である。 ここで掲載されている藤田の自画像を除く、20 点の挿画は、すべて 1958~59 年に描かれた油彩による連作《小さな職人たち》から選ばれていることを考えると、藤田はかなり以前から出版人のピエール・ド・タルタスとともに、この挿画本の構想を練っていたことがうかがえる。 タイトルにもある「しがない職業」は、19世紀から 20 世紀にかけて台頭したブルジョワ層と対極をなす、むかしながらの職人や街角にたつ物売りたちのことを指しており、ここでは、「ガラス職人」「床屋」「仕立屋」「左官屋」「すみれ売り」など、子供の姿態をつかって表現されたさまざまな職人たちが、藤田によっていきいきと描かれている。生涯、自分のことを職人だと自認していた藤田にとって、パリの街角でひっそりと、かつたくましく生きている職人たちは、自身の人生と重ね合わせて見つめ続けるべき特別な存在であった。 |
〜その他の藤田作品はこちら〜 |
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カトラン アフリカンマリーゴールドとポット (リトグラフ サイン・番号入り) [画寸法 480×715mm] 1990年作 BERNARD CATHELIN |
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イカール(Louis ICART) Coursing II (エッチング サイン・番号入り) [画寸法 383×630mm] 1929年作 LOUIS ICART |
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アイズピリ 黄土色の背景の鳥のいる花束 (リトグラフ サイン・番号入り) [画寸法 610×450mm] Paul AÏZPIRI |
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ビュッフェ ふくろう (ドライポイント サイン・番号入り) [画寸法 500×400mm] BERNARD BUFFET |
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シャガール ダフニスとクロエ〜小牧場の春 (リトグラフ) [画寸法 420×640mm]1961年作 MARC CHAGAL |
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棟方志功 夜訪の柵〜善知鳥版画巻 (板画) [画寸法 259×288mm] SHIKO MUNAKATA |
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平松礼二 日本の祈り 花は咲く (シルクスクリーン 手張り本金箔) [画寸法 400×900mm] REIJI HIRAMATSU |
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東山魁夷 朝雲 (リトグラフ) [画寸法 430×610mm]1999年作 KAII HIGASHIYAMA |
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千住博 ウォーターフォール150 (HSエディション) [画寸法 530×530mm] HIROSHI SENJYU |
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中島千波 神田の大糸櫻 (シルクスクリーン、手張り本金箔) [画寸法 455×900mm] CHINAMI NAKAJIMA |
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三岸節子 赤い花(リトグラフ サイン・番号入り) [画寸法495×415 mm] SETSUKO MIGISHI |
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平山郁夫 月光斑鳩の里 (木版画) [画寸法 306×430mm] 1991年作 IKUO HIRAYAMA |
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片岡球子 富士 (リトグラフ、本金砂子・本プラチナ仕上げ) [画寸法 255×350mm] TAMAKO KATAOKA |
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加山又造 紫陽花 (メゾチント ビュラン サイン番号入り) [画寸法325×223mm] 1992年作 MATAZO KAYAMA |
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森田りえ子 秋華 (手張り本金箔・シルクスクリーン) [画寸法 410×900mm] RIEKO MORITA |
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瀧下和之 富嶽風神雷神図 (シルクスクリーン) [画寸法 388×530mm] KAZUYUKI TAKISHITA |
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フジ子・ヘミング 紙のピアノ物語 (シルクスクリーン サイン番号入り) [画寸法 365×800mm] Ingrid Fuzjko Hemming |
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上村淳之 四季 花鳥図 (シルクスクリーン) [画寸法 352×900mm] ATSUSHI UEMURA |
祖母松園の晩年暮らした奈良、平城山(ならやま)の先生のアトリエに訪れる小島たちと季節の移ろいを描いた「四季花鳥図」は、2010年にオープンした大阪新歌舞伎座の緞帳の為の原画として制作されました。 「鳥の気持ちを、声を描きたい。生命の輝き、それを謳歌する鳥の歓びを描きたい。」そんな先生の願いが込められた代表作です。 |