版画コレクション

ピカソ
ペトラルカの5つのソネット
(挿画本)のための扉絵
(ビュラン・アクアチント)
[画寸法 140×119mm]110部限定 1947年作
※奥付に本のエディション、サインとして翻訳者ルイ・アラゴンによる直筆の諺が記載されている。
PABLO PICASSO
 
ピカソ
Femme accoudée,Sculpture de Dos et Tête barbue
スイートヴォラールNo.71
(エッチング・サイン入り) 限定250部
[画寸法 377×294mm]1933年作
マージンに「Picasso」のウォーターマーク
PABLO PICASSO

スイート・ヴォラール
画商ヴォラールの依頼により1930~37年にかけて制作された、ピカソ49~56歳の絶頂期の最高傑作の一つでもある連作版画。内容は「彫刻家のアトリエ」の主題が中心となった46点、「凌辱」が5点、「巨匠レンブラント」を戯曲画的に描いた4点、「ミノタウロス」の物語15点、「古典古代的」主題などが27点、A・ヴォラールの肖像画3点、計100点の銅版画。
ピカソは{スイート・ヴォラール}において、新しい神話画の形式で、自己の劇的感覚を表現する方法を見出した。
この神話画は、古典との関連によって豊かなものとなり、人々の日常の心の内を映す鏡であった。

アンブロワーズ・ヴォラール(1866~1939年)
有名無名問わず多くの芸術家(その中にセザンヌ・ピカソ・ゴーギャン・ゴッホ・ルオー等々)に対して物質・精神的な援助をし、個展を開き世界的な画家にした大画商。
画家達の信頼も厚く、才能の方向を正確に判断できる眼識の持ち主で、多くの画家が彼の特別な依頼によって版画や豪華本の挿絵を制作した。
フランスの近代絵画の発展に貢献し功績を挙げ、美術コレクター、美術書出版者でもあった。

 
ピカソ
彫刻家、モデルと胸像〜スイート・ヴォラール SOLD OUT
(エッチング・サイン入り) 限定250部
[画寸法 267×194mm]1933年作
PABLO PICASSO
 
ピカソ

(リノカット サイン・番号入り) 1939年作
[画寸法 155×200mm]
PABLO PICASSO
 
棟方志功
棟方志功
獅子窟の柵〜流離抄板画巻 売約済
「酒にがく女みにくしこのごろはこころしきりに獅子崫(窟)にゆく」
(板画)
[画寸法 330×300mm]
棟方志功鑑定委員会 鑑定登録証 付
SHIKO MUNAKATA

「世界のムナカタ」として、国内外から高い評価を得て不動の地位を築いた棟方志功。「わだばゴッホになる」。青森から上京し「板の生命を彫り起こす」という想いから、自らの版画を「板画」と称し、数々の傑作を世に残した。本作『流離抄板画巻』は、棟方が昭和28年、歌人吉井勇の歌集(「流離抄」など)から選んで制作された31首の木版画である。その中の本作「獅子窟の柵」は裏彩色仕上げの代表的人気作である。裏彩色とは、白黒の木版画の和紙の裏から色付けするもので、木版画特有の線や墨を消すことなく彩色が可能である。棟方は、吉井と同じく昭和20年、富山に疎開した共通の体験からか、この吉井の富山時代の歌を大変気に入り「大声で歌いながら彫った」
「わたくしの板画の決定という形」と後に語っているように『流離抄板画巻』は棟方板画の決定版と言える名作である。

 
 
藤田嗣治
猫十態
(銅版画 サイン番号入り)
[画寸法 350×289mm]1929年作
TSUGUHARU FUJITA
「猫十態」は、1929年頃にパリのアポロ社より出版された版画シリーズで、猫の生き生きとした10種のポーズが描かれている。当時の職人の名から〔マカール法〕と呼ばれエッチング、ドライポイント、アクアチント等による混合技法で制作された。
画家自身も製版から仕上げまで監修し、すべてに自筆サインを入れている。100セットと若干の特装版が制作された。
乳白色を背景とし淡い色彩と繊細な描線で輪郭を描いた藤田ならではの素晴らしき乳白色の時代の版画の代表作。


 
ボナフェ
藤田嗣治
お針子娘
~魅せられたる河
(カラーエッチング)
[画寸法 325×235mm]1951年
TSUGUHARU FUJITA
藤田嗣治
藤田嗣治
オペラ座の夢
~魅せられたる河 SOLD OUT
(カラーエッチング)
[画寸法 235×290mm]1951年
TSUGUHARU FUJITA
 
藤田嗣治
藤田嗣治
メッサリーナ
~猫の本
(コロタイプ)
[画寸法 260×200mm]1930年作
TSUGUHARU FUJITA
【猫の本】

1929年に描かれたモノトーンのドローイングに、イギリスの詩人マイケル・ジョセフが猫の名前と短文を添え、フジタが制作したコロタイプ版画20点を付した500部限定の挿画本。
ジョセフは、猫の権利向上を求めるロビイストであり、「大英帝国シャム猫協会」の初代会長に就任するほどの猫好きであった。本書の猫たちは、一匹一匹にギリシャ神話や聖書、ローマ史に現れる女神などの名前がつけられている。
コケティッシュなハーハス、自由を愛するサッフォーなどそれぞれ個性的な性格が綴られている。愛らしさだけでなく、ネズミを捕る冷酷さ、つれなさ、細やかな仕草を賞賛する愛猫家にとって、 簡潔でありながら猫の多様な個性を想像させるフジタの表現は十分に魅力的だっただろう。
1930年、ニューヨークにおける本書の刊行は、フジタの名声をアメリカで広める契機となった。
 
藤田嗣治
藤田嗣治
バガボンド
~小さな職人たち SOLD OUT
(木口木版)
[画寸法 185×185mm]1960年
TSUGUHARU FUJITA
 
【しがない職業と少ない稼ぎ】

全 119 ページ、エディション番号付き 261 部の限定本。
パリの風俗をテーマとした作品を得意とした作家のアルベール・フルニエとギイ・ドルナンのテキストに、藤田の油彩画をもとにした 21 点の多色刷り木口木版の挿画入り大型挿画本である。
ここで掲載されている藤田の自画像を除く、20 点の挿画は、すべて 1958~59 年に描かれた油彩による連作《小さな職人たち》から選ばれていることを考えると、藤田はかなり以前から出版人のピエール・ド・タルタスとともに、この挿画本の構想を練っていたことがうかがえる。
タイトルにもある「しがない職業」は、19世紀から 20 世紀にかけて台頭したブルジョワ層と対極をなす、むかしながらの職人や街角にたつ物売りたちのことを指しており、ここでは、「ガラス職人」「床屋」「仕立屋」「左官屋」「すみれ売り」など、子供の姿態をつかって表現されたさまざまな職人たちが、藤田によっていきいきと描かれている。生涯、自分のことを職人だと自認していた藤田にとって、パリの街角でひっそりと、かつたくましく生きている職人たちは、自身の人生と重ね合わせて見つめ続けるべき特別な存在であった。
〜その他の藤田作品はこちら〜
 
ユトリロ
サン・ピエール教会
(霊感の村)(ポショワール)
[画寸法 320×255mm] 1950年作
MAURICE UTRILLO
ユトリロ
古びた中学校

(霊感の村)(ポショワール)
[画寸法 315×260mm] 1950年作
MAURICE UTRILLO

 
カトラン
カトラン
アフリカンマリーゴールドとポット SOLD OUT
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 480×715mm]
1990年作
BERNARD CATHELIN
 
イカール(Louis ICART)
Coursing II SOLD OUT
(エッチング サイン・番号入り)
[画寸法 383×630mm] 1929年作
LOUIS ICART
 
アイズピリ
アイズピリ
黄土色の背景の鳥のいる花束
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 610×450mm]
Paul AÏZPIRI
 
アイズピリ
アイズピリ
青い蝶
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 600×460mm]
Paul AÏZPIRI
アイズピリ
アイズピリ
オレンジの背景のチューリップの花束
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 480×400mm]
Paul AÏZPIRI
 
ミロ
リトグラフIIより No.1039 SOLD OUT
(リトグラフ サイン・番号入)
[画寸法 365×550mm] 1975年作
JOAN MIRO
ミロ
HOMMAGE A SAN LAZZARO No.982
(エッチング、アクアチント サイン・番号入り)
[画寸法 540×385mm] 1977年作
JOAN MIRO
 
sakrai
ビュッフェ
花瓶の中のバラ
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 320×230mm] 1979年作
BERNARD BUFFET
 
ドラクロワ
カフェドラぺ
(シルクスクリーン)
[画寸法 534×643mm]
MICHEL DELACROIX
アノラ・スペンス
一輪車と鳥
(シルクスクリーン)
[画寸法 405×585mm]
ANNORA SPENCE
 
シャガール
ダフニスとクロエ〜小牧場の春 SOLD OUT
(リトグラフ)
[画寸法 420×640mm]1961年作
MARC CHAGAL
 
 
カシニョール
カシニョール
アニバーサリーII

(リトグラフ サイン番号入り)
[画寸法 270×208mm] 2020年作
JEAN PIERRE CASSIGNEUL
ジャンセン
タンスのある風景

(リトグラフ・サイン番号入り)

[画寸法 510×700 mm]1986年作
JEAN JANSEM
 
平松礼二
日本の祈り 花は咲く
(シルクスクリーン 手張り本金箔)
[画寸法 400×900mm]
REIJI HIRAMATSU
 
東山魁夷
朝雲
(リトグラフ)
[画寸法 430×610mm]
1999年作
KAII HIGASHIYAMA
 
千住博
ウォーターフォール150
(HSエディション)
[画寸法 530×530mm]
HIROSHI SENJYU
 
中島千波
神田の大糸櫻

(シルクスクリーン、手張り本金箔)
[画寸法 455×900mm]
CHINAMI NAKAJIMA
 
三岸節子
赤い花(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法495×415 mm]
SETSUKO MIGISHI
 
三岸節子
荻須高徳
靴屋メトロ SOLD OUT
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 450×645mm] 1986年作
TAKANORI OGISU
三岸節子
荻須高徳
ラ・グリーユ
(リトグラフ サイン・番号入り)
[画寸法 573×480mm]
TAKANORI OGISU
 
平山郁夫
月光斑鳩の里

(木版画)
[画寸法 306×430mm] 1991年作
IKUO HIRAYAMA
 
三岸節子
片岡球子
富士
(リトグラフ、本金砂子・本プラチナ仕上げ)
[画寸法 255×350mm]
TAMAKO KATAOKA
 
加山又造
加山又造
紫陽花

(メゾチント ビュラン サイン番号入り)
[画寸法325×223mm] 1992年作
MATAZO KAYAMA
 
森田りえ子
秋華

(手張り本金箔・シルクスクリーン)
[画寸法 410×900mm]
RIEKO MORITA
 
画業35周年記念作品
森田りえ子

華花 
HANA BANA

日本人は四季の移ろいを大切に生かしながら暮らしています。この度の作品は日本の四季を代表する花たちを選びました。
季節折々の息吹をそっと感じていただければ幸いです。
 
森田りえ子
ハイビスカスと蝶
(シルクスクリーン
・手張り本金箔仕上げ)
[画寸法 275×335mm]

RIEKO MORITA
森田りえ子
朧月
(シルクスクリーン)
[画寸法 256×335mm]

RIEKO MORITA
森田りえ子
八重椿
(シルクスクリーン)
[画寸法 275×335mm]

RIEKO MORITA
森田りえ子
秋宵
(シルクスクリーン)
[画寸法 263×335mm]

RIEKO MORITA
 
斎藤清
霊峰(5)
(木版 サイン・番号入り)
[画寸法 610×450mm]1980年作
KIYOSHI SAITO
斎藤清
美の競演 売約済
(木版 サイン・番号入り)
[画寸法 375×240mm]
KIYOSHI SAITO
 
瀧下和之
富嶽風神雷神図
(シルクスクリーン)
[画寸法 388×530mm]
KAZUYUKI TAKISHITA
 
フジ子・ヘミング
フジ子・ヘミング
ドイツの学生コンサート〜小さなおんがく会
(銅版画 サイン番号入り)
[画寸法 140×220mm]
Ingrid Fuzjko Hemming
フジ子・ヘミング
フジ子・ヘミング
アンナロジェ〜小さなおんがく会
(銅版画 サイン番号入り)
[画寸法 227×188mm]
Ingrid Fuzjko Hemming
 
上村淳之
四季 花鳥図
(シルクスクリーン)
[画寸法 352×900mm]
ATSUSHI UEMURA
祖母松園の晩年暮らした奈良、平城山(ならやま)の先生のアトリエに訪れる小島たちと季節の移ろいを描いた「四季花鳥図」は、2010年にオープンした大阪新歌舞伎座の緞帳の為の原画として制作されました。
「鳥の気持ちを、声を描きたい。生命の輝き、それを謳歌する鳥の歓びを描きたい。」そんな先生の願いが込められた代表作です。
 
東山魁夷
ルオー
XIII-愛すれば心嬉しきに!〜ミゼレーレ
(銅版画)
[画寸法 575×410mm]1923年作 1948年出版
GEORGES ROUAULT
 
この版画集のタイトルは、旧約聖書に登場するラテン語「神よ、われを憐れみたまえ( Miserere mei Deus)」に由来している。ルオーがこの版画集の着想を得たのは、1912年の父の死であった。当初は、キリストの受難にまつわる物語を描き出すことを目的としていたが、1914 年に第一次世界大戦が勃発して、凄惨な戦争の悲劇を目の当たりにした彼は、『ミゼレーレ』の 分冊として、『戦争』という新たな冊子の制作を構想する。あまりにも壮大な計画であったがゆえに、 この構想は実現しなかったが、全58点からなる版画集『ミゼレーレ』が二部構成となっており、「哀れみたまえ (Miserere)」、そして「戦争 (GUERRE)」と刻まれた扉絵が、それぞれ存在しているのは、こういう事情である。
実際の版画制作は1920年代に行なわれたが、出版業者ヴォラールとの諍いや不慮の事故によるヴォラールの死、そして第二次世界大戦を経て、この版画集が出版されたのは1948年のことであった。

画家の全盛期に制作されたことに加えて、構想から30年以上を経て出版された経緯を鑑みると、版画集『ミゼレーレ』は文字通り、ルオーの 版画芸術の集大成であるといっても過言ではない。