中島千波
CHINAMI NAKAJIMA
1945年 日本画家・中島清之の三男として長野県小布施に生まれる
1971年 東京藝術大学大学院修了、在学中に第54回院展初出品、初入選
1979年 山種美術館賞<優秀賞>
1984年 「横の会」結成に参加(〜93年)
1985年 裸婦大賞展<大賞>(東京セントラル美術館)
1990年 横浜三渓園臨春閣の襖絵を完成
1992年 おぶせミュージアム・中島千波館開館(長野県小布施町)
1994年 鎌倉の鶴岡八幡宮、斎館貴賓室床の間壁画完成
1996年 「目ーそれぞれのかたち」出品(〜2010年)
2000年 東京藝術大学美術学部デザイン科教授就任(〜12年)
2004年 成田山東京別院・深川不動尊の内仏殿大日堂の格天井絵完成
2012年 中野嘉之、畠中光享とともに「Artist Group風」を立ち上げる(〜21年)
「東京藝術大学退官展」を東京藝術大学美術館で開催
2013年 新歌舞伎座緞帳<春秋の譜>完成
2015年 高野山金剛峯寺奥殿の「桜の間障壁画」完成
2019年 「美に謳う 中島千波の世界」(富山県水墨美術館)
現在 東京藝術大学名誉教授、日本美術家連盟常任理事、おぶせミュージアム・中島千波館名誉館長
今や押しも押されもしない日本最高峰の花の画家として、名実とともに高い人気を誇る。
四季折々に咲いては散る花の命を慈しみ深い眼差しで見つめ、その命のきらめきを描き続けている。
<知られざる全貌、比類なき探求>
花に人物に静物に…
実に多様な表現で多くの人々を魅了し、ひとつの世界にとどまらない広大な芸術世界を展開する世紀の奇才
自分の絵かき人生を
こういう作品を通して表現したいんです。
全て並べると、中島という人間が
ひとつの線路になるように。
きっと死ぬまで続けるのだと思う。〜中島千波