カトラン
BERNARD CATHELIN
1919年 | パリに生まれる |
1945年 | パリの国立高等装飾美術学校に入学し、モーリス・ブリアンションに師事 |
1950年 | ブリュマンタル賞受賞 |
1953年 | エミリー・ロウ賞受賞 |
1957年 | 定期的にパリ、ニューヨークなどで個展を開催。様々なグループ展に出品する |
1958年 | オトン・フリエス賞受賞 |
1965年 | 「ムルロー工房の版画」のカタログにシャガール、ピカソ、ミロらと共に採録される |
1967年 | 日本での初個展を吉井画廊 で 開催 |
1973年 | ニューヨーク、東京をはじめ、各地で個展を開く |
1976年 | 母を偲び、リトグラフ50点 をヴァランス美術館へ寄贈 |
1983年 | 俳旬に絵をつけた版画集「俳諧十撰」が好評を博した |
1984年 | 東京で「俳譜十撰」に よる小品展 |
1987年 | シュノンソー城にて大回顧展 |
1995年 | レジオン・ドヌール勲章受章 |
2004年 | パリの自宅で逝去 |
〜簡素化した構図に洗練された色彩で日本でも多くのファンを持つベルナール・カトラン。
現代フランスの巨匠マティス、ボナールの流れを受け継いだカトランの装飾的で平面的な構成は日本の“床の間”の美学との出会いを通じて一層強まったものと言われている。
1984年には<俳諧十撰>のリトグラフ集の制作をするなど日本の俳句も彼の作品に影響を与えた。〜