ピラー・テル
PILAR TELL
1950年 スペインのビラサクラ市に生まれる。
1968年〜1972年 バルセロナのセント・ジョルディ美術高校で学ぶ。その後、スペイン国内で個展。
1992年に初来日展を開催し好評を博す。
海外常設展示ギャラリー:マーブル・アーチ・アート・ギャラリー(英/ロンドン) :ギャルリー・デュ・シュヴァリエ(仏/パリ)他
彼女の作品は愛嬌のある猫やアンニュイな表情の人物など、ユーモアと時には落ち着きのある構図が欧米、アジアで大変人気である。オイルオンキャンバスには、大理石の粉、顔料、ゴムを混合しペインティングナイフやサンドペーパーを使用し下地を作る。また、布や楽譜などコラージュした作品もある。
私の描く世界は、動物、女性、音楽家、庭に咲く花々。 日常のシーンを楽しくイメージし、人物も動物もふくよかにそしてしなやかに表現し、強めの色と乳白色とのコントラストにより表情をより豊かに心がけている。遊び心、思わず笑みがこぼれてしまう、そんなあたたかな絵をこれからも描き続けたいと思う。〜ピラー・テル