本画特選

日本画

 
平松礼二
春の美岳
(紙本彩色 2号スクエア)2025年作
REIJI HIRAMATSU
 
平松礼二 
春の声
(絹本彩色 3S号)
REIJI HIRAMATSU
 
平松礼二 
さくらとすいれん
(紙本彩色 3号)2025年作
REIJI HIRAMATSU

19世紀末、パリ万博をきっかけとして巻き起こった日本の芸術熱は「ジャポニスム」と呼ばれ、工芸、建築、演劇など多方面に及ぶようになった。
クロード・モネも自宅に日本風の庭まで造ってしまうほど魅了され、その作品に大きな影響を与えた。
70年後、今度はモネに魅了された平松礼二が日本画家の視点から日本画の様々な技法を駆使して「モネの睡蓮」を描いた。この一連の平松作品は、仏で高い評価を得る。
2013年仏ジヴェルニー印象派美術館において「平松礼二・睡蓮の池・モネへのオマージュ」展、2018年の日仏友好160周年記念「平松礼二・イン・ジヴェルニー」展、2024年「平松礼二ー睡蓮交響曲」展も大成功をおさめ、あらためてその名を世界に轟かせた。
2021年3月にはフランス政府より芸術文化勲章が授与された。
本作品の「さくらとすいれん」は、モネの日本に寄せる想いを睡蓮で表現し、日本の象徴である桜でモネの想いに応えている。
モネと平松礼二の時空を超えた美の世界が交歓する3号サイズの珠玉の作品と言える。

 
関口雄揮
盛秋
(紙本彩色 30号)

YUKI SEKIGUCHI
 
野村義照
野村義照
フィレンツェ
(紙本彩色 20号)
YOSHITERU NOMURA
 
福井江太郎

(紙本彩色 本金箔貼り)
[画寸法 200×250mm]
KOTARO FUKUI
 
柳沢正人
柳沢正人
桜花爛漫
(紙本彩色 3号スクエア)
MASATO YANAGISAWA
 
柳沢正人
柳沢正人
黄昏のヴェネツィア
(紙本彩色 6号) 2014年作
MASATO YANAGISAWA
 
柳沢正人
東京
(紙本彩色 10号 分割) 2022年作
MASATO YANAGISAWA

1955年長野県佐久市に生まれた柳沢正人。東京藝術大学院を修了後、1991年五島記念文化賞新人賞を受賞、その助成によりイタリア・フィレンツェに一年間、海外留学する。
以後数十回に及ぶ海外取材を重ねヨーロッパをはじめ世界各地で個展を開催し注目を浴びる。
2004年には、イタリア美術評論家が選ぶ「世界の作家12人展」に選出され、作品はメディチ・リカルディ宮殿(伊)に収蔵された。
この年、構想5年制作に6年を費やし横75m×縦1,8mの大作壁画「刻(とき)-時空の流転」が幕張ワールドビジネスガーデンに設置され話題となる。
本作「東京」に描かれた東京タワーは昭和30年代前半に完成し、この頃から日本の高度経済成長が始まった。
柳沢は「東京」の時空間を表現する方法として画面を5分割することを試みた。パネルを縦軸に少しずつずらすことによる時間の流れ(時間軸)と横に少し隙間をあけることによる空間の広がり(空間軸)を表現した。
ノスタルジーを感じる屏風絵的額装の本作品は、おしゃれに洋室に飾って欲しい日本画の逸品である。

 
田尾憲司
田尾憲司
猫・ちょうちょ
(紙本彩色 サムホール)
KENJI TAO
 
千住 博
光る朝 SOLD OUT
(紙本彩色 6号スクエア)
HIROSHI SENJU

ニューヨークを制作拠点に活動し、世界で注目の日本画家千住 博。1995年ヴェネツィア・ビエンナーレで東洋人として初の名誉賞獲得以来、大徳寺聚光院の襖絵制作、APEC首脳会議、羽田空港等のアートプロデュースなど幅広い活動で存在感を高めてきた。
2020年には、弘法大師空海によって1200年程前に開創された真言宗総本山、高野山金剛峯寺に44面の「瀧図」と「断崖図」が奉納された。千住 博と空海の時空を超えた対話とも言われ、これらの業績から日本芸術院賞の受章が決定した。
静まり返った朝の森に佇む鹿の姿。
本作は古来神仏の化身とされ、森の守り神とも言われる鹿との出会いに神を感じたと語る画伯が初期の頃より今日まで描き続ける代表的な森林シリーズの中の一作。
朝焼けの空に群青色に染まった森林、この自然が織りなす神秘的な情景は日本画でなければ絶対に描けないであろう。
私たちはこの美しい自然を後世に残していきたい…
生きものと自然の共存を描いた本作品は千住 博の祈りの一枚である。

 
千住 博
千住 博
青い滝
(紙本彩色 6号)
HIROSHI SENJU
 
千住 博
千住 博
ウォーターフォール SOLD OUT
(紙本彩色 3号スクエア)2025年作
HIROSHI SENJU

これまで数々の斬新で画期的な作品を生み出してきた千住 博。
1995年、創立100周年の第46回ヴェネツィアビエンナーレに出品した「ザ・フォール(滝)」は個人賞として最高の名誉芸術家顕彰(優秀賞)を受賞した。
英国の巨匠を下しての受賞に加えて、絵画部門での受賞は東洋人として初の快挙となった。天然の岩絵具で描いた日本画「ザ・フォール(滝)」が世界のアートシーンで現代アートとして評価された衝撃的な出来事であった。
近年は高野山金剛峯寺の襖絵奉納など数々の功績は枚挙にいとまがない。
本作「ウォーターフォール」は岩絵具の青で描いた背景のパネルの上から下に絵具(胡粉)を流して、絵具が流れたいように流している。つまり描いた滝ではなく絵具による滝であって、絵具の流れた跡が全部画面に残っていて臨場感に溢れている。
雪舟や狩野永徳が目標とした中国の宋元画が日本画の源泉と語る千住 博。
この先達から受け継いだ日本画を時代も、民族も、国境も越えて千住は世界に認めさせた。
本作品は飾りやすい人気の3号スクエアサイズの珠玉の逸品である。
ここ数年、千住の作品価格は高騰が著しく、新作の入手は極めて難しい状態が続いている。

 
上村淳之
仔鴫 SOLD OUT
(紙本彩色 0号)
ATSUSHI UEMURA
 
井上有一
井上有一
SOLD OUT
(墨 チベット紙) 
[画寸法 590×650mm]1982年作 、共板有
※井上有一全書業 第三巻 掲載作品
井上有一記念財団 鑑定 有
YUICHI INOUE

井上有一(1916~1985)は、戦後古い体質の書壇を否定し個人の表現としての書を芸術の域まで高めた。
「漢字を単に意味と形音を持つコミュニケーションの記号として片付けられるものではない、書が成立する大きな一因がそこにある」と語る井上有一。
イギリスの著名な美術批評家のハーバード・リード氏に米国の抽象表現主義の巨匠ジャクソン・ポロック等と並ぶ作家と評され、井上有一の評価は国際的なものとなった。
従来、絵画とはキャンバスをイーゼルに立てて描くのに対して、書は机に置いて書く。しかしポロック等のアクションペインティング作品は、制作時に書を書くようにキャンバスを床に置きダイナミックに体全身を使い描いている。
このように有一のエネルギー溢れる「一文字書」のパフォーマンスはアメリカの抽象表現主義、ヨーロッパのアンフォルメル、日本の具体美術などに多大な影響を与えた。
没後、1994~1995年横浜美術館、グッケンハイム美術館、サンフランシスコ近代美術館へ巡回した「戦後日本の前衛美術展」に出品の有一の書は前衛美術として高い評価を受ける。
近年 井上有一の作品は世界各地のオークションで関心を集め多くの美術館や著名なコレクターに蒐集されている。
2016年に金沢21世紀美術館で開催された「生誕百周年記念 井上有一」大回顧展は井上有一の人気を内外で一層高めることになった。
本作品「月」は1982年(66歳)制作の気迫みなぎる一文字書。
正絹紬無地の布を使用し高級感のある額装で和室にはスッキリと洋室にはお洒落にお飾りいただける資産性の高い逸品である。

 
熊谷守一
熊谷守一
龍膽
(紙・水墨淡彩)
[画寸法 428×468mm] 共板有

熊谷守一水墨淡彩画鑑定登録会 鑑定登録証書 有
MORIKAZU KUMAGAI
 

洋画

 
藤田嗣治
頬杖をつくマドレーヌ

(墨、水彩 紙)
[画寸法 425×324mm]1932年作
東美鑑定評価機構鑑定委員会 鑑定有
TSUGUHARU FUJITA

フジタが初めてパリに渡ったのは、第一次大戦が勃発する前年の1913年、彼が27歳の頃であった。
西洋人にとって未見の面相筆で描くフジタの秀麗な輪郭線、乳白色の肌の艶やかな女性像が評判となり1917年の初個展で大成功を収め、やがてエコール・ド・パリの寵児と言われるまでになった。
本作「頬杖をつくマドレーヌ」はカジノ・ド・パリの踊り子でフジタのモデルでもあり恋人であった22歳時のマドレーヌ・ルクーを描いた水彩画。
墨の濃淡で肌の透明感と柔らかな質感をフジタならではの力強く繊細な線で描いている。
1933年11月マドレーヌを伴いメキシコ、アメリカを経由して日本に帰国、東京戸塚町にアトリエを構える。
1936年6月不幸にもこのアトリエでマドレーヌは急死、29歳の若さであった。
フジタ46歳の才気溢れる手によって描かれた本作は水彩画の逸品と言える。

 
藤田嗣治
藤田嗣治

(墨、水彩 絹)
[画寸法  413×570mm]1932年作
東京美術倶楽部鑑定委員会 鑑定証書/ジルベール&ポール ペトリデス 鑑定証 有
TSUGUHARU FUJITA

フジタが初めてパリに渡ったのは、第一次世界大戦が勃発する前年の1913年、彼が27歳の頃であった。
日本人の画家で最初に世界的な成功を収めた藤田嗣治は日本近代で最大の画家と言える。
かつては浮世絵など日本美術が海外で高く評価されたことはあったが、画家本人が海外に渡りそこで評価を得たのはフジタが最初だった。
面相筆で描かれた秀麗な輪郭線、乳白色の肌の艶やかさが人気となりフジタはエコール・ド・パリの寵児としてもてはやされた。
フジタの代名詞である猫と言えば無邪気さとか愛らしさをたたえているものがほとんどであるが、本作品は鋭い眼光を放ちながら目の前の獲物を狙っているかのような野性的で精悍な姿の猫を描いている。
フジタ46歳の才気溢れる手によって描かれた本作は張り詰めた緊張感が伝わってくる珠玉の逸品と言える。

 
向井潤吉
向井潤吉
武蔵野春色
SOLD OUT
(油彩 4号)
浜田美芽 鑑定有
JUNKICHI MUKAI
 
斎藤真一
陽の野
SOLD OUT
(板、油彩)
[画寸法 150×200mm]
SHINICHI SAITO
 
ユトリロ
ユトリロ
メゾン デュ コロンビエ ボーヌ(コート=ドール) SOLD OUT
(紙にグワッシュ)
[画寸法 277×350mm] 1927年作

ポール・ペトリデス 鑑定証/ユトリロ鑑定委員会(エレナ・ブリュノー)鑑定証 有
MAURICE UTRILLO

ヨーロッパ近代美術史に不朽の名をとどめたモーリス・ユトリロは1883年ロートレック、ドガなどのモデルとして知られたシュザンヌ・ヴァラドンの私生児としてパリ・モンマルトルに生まれた。
少年時代からの酒癖と孤独にさいなまれた生活を変えるために絵を描き始める。
彼は当時フランス近代絵画の流行であったフォーヴィスムやキュビスム等のいずれの流派にも目もくれず又いかなる理論にも頼らない全くの独学でユトリロ自身の道を切り拓いた画家である。
彼の描くパリやモンマルトルの風景は常に孤独と憂愁の影が色濃く漂っていて、私たち見る者の深い共感を誘う。
日本ではエコール・ド・パリのモジリアニ、シャガールらと共に早くから近代フランス画壇の人気作家として親しまれてきた。
本作は1927年ワインの生産地として名高いフランス・ブルゴーニュ地方ボーヌの歴史的建造物を描いたもの。
建物は1574年に建設されて重要文化財となっており、現在はホテルと人気のワインバーが営業していてこの街の名所となっている。
ユトリロ44歳の全盛時にグワッシュで描かれた本作品「メゾンデュコロンビエボーヌ(コート=ドール)」、世界が称賛した輝く「白」に鋭い造形、質感のあるマチエールはユトリロの魅力が凝縮された逸品である。

 
アイズピリ
アイズピリ
ドイツの花瓶の花 SOLD OUT
(キャンバス 油彩15号大)
[画寸法 652×545mm]
ASSOCIATION PAUL AÏZPIRI 鑑定有
PAUL AÏZPIRI
 
カシニョール
カシニョール
ティータイム

(油彩)
[画寸法 920×730mm] 1990年作
自筆証明書 有
JEAN PIERRE CASSIGNEUL

日本の美人画の歴史は江戸時代の喜多川歌麿、鈴木春信等の浮世絵から明治、大正、昭和にかけては上村松園、鏑木清方、伊東深水等がその時代の人気作家として活躍してきた。しかし文化、生活様式の変化とともにその人気は次第に衰えていった。
1966年憂いを帯びた優雅な女性を描いて注目のフランス人画家ジャン・ピエール・カシニョールの作品が初めて日本に紹介された。
彼が描く大きな帽子を被った細身でエレガントな女性像は瞬く間に人気となりお洒落なカシニョールの版画、油彩画は日本で一大ブームとなる。
1990年朝日新聞社主催「カシニョール展」が東京、大阪、京都、福岡で開催され彼の日本での評価を不動のものとした。
本作はこの巡回展に出品の為1990年に制作された作品と思われる。
昼下がり公園のカフェで物思いにふけるアンニュイな雰囲気の女性を描いた本作品「ティータイム」はカシニョール55歳、評価の高い年代の貴重な作品。
カシニョールの日本での人気はやがて米国を経由して彼の本国フランスへと広がり国際的な巨匠としての地位を確立した。

 
カシニョール
カシニョール
友達

(油彩 キャンバス)
[画寸法 610×460mm]2007年作
自筆証明書 有
JEAN PIERRE CASSIGNEUL

憂いを帯びたエレガントな女性を描いて人気のフランス人作家、ジャン・ピエール・カシニョール。
1966年、彼の作品が初めて日本に紹介される。
1970年代に入ると日本各地で住宅の洋風化が進み、床の間の掛け軸からリビング等に飾るおしゃれな絵に社会のニーズが変化していった。
大正時代の竹久夢二を彷彿させ、ノスタルジーを感じる細身の女性を描いたカシニョールの人気は凄まじく、多くの家庭やオフィス、ホテル等で彼のリトグラフが飾られた。以降60年近く日本での絶大な人気は続いている。
1990年、東京、大阪、京都、福岡で開催された朝日新聞社主催「カシニョール展」の成功で確固たる地位を築いた。
本作「友達」は昼下がり、パリ郊外の公園に佇む二人の女性。大きな帽子を被った優美な女性の後ろ姿はカシニョールの代表的な人気のモチーフ。
2007年(72歳)制作の本作品は気品に溢れ、見る者を優雅な気持ちにさせてくれる油彩画の逸品である。

 
山下 清
かたつむり
(ペン画)
[画寸法 378×448mm]
山下清鑑定会 鑑定書有
KIYOSHI YAMASHITA
 
香月泰男
タヒチ
(水彩、クレヨン、紙)
[画寸法 552×402mm] 1971年作
香月婦美子、藤田士朗 証明書 有
YASUO KAZUKI
 
相原求一朗
相原求一朗
はこだて 雪 SOLD OUT
(油彩 30号)1971年作
※相原求一朗作品集 掲載作品(昭和52年、日動出版)
KYUICHIRO AIHARA
 
三岸節子

(鉛筆、パステル 紙)
[画寸法 560×378mm]
SETSUKO MIGISHI
 
三岸節子
花(南佛カーニュにて) SOLD OUT
(油彩 キャンバス)
[画寸法 407×241mm] 昭和45年2月作
東京美術倶楽部鑑定委員会鑑定証書 有/三岸節子の会 登録証書 有
SETSUKO MIGISHI

 

力強い彩色と大胆な構図で「炎の画家」と呼ばれた三岸節子 。
女性の自立が困難であった大正の時代、彼女は画家を目指し、後に天才画家と言われた三岸好太郎と出会い結婚。その後好太郎との早すぎる死別。
残された3人の子供を育てながら画業を続け、日本を代表する女流画家となる。
63歳で「本物の画家になりたい」と一念発起し、息子 黄太郎一家と共に、南仏・カーニュに移住する。
本作「花 (南佛カーニュにて)」は南仏に移住後 、2年目の1970年(65歳)の制作。
この頃から彼女の作品に「三岸の赤」と言われる鮮やかな赤が使われるようになる。
エネルギーみなぎる燃える赤と力強い筆致で描かれた本作品は、光溢れる南仏で色彩画家・三岸節子の資質が花開いた貴重な作品と言える。
以後20年近く三岸はフランスに定住する事になるが、 本作は彼女が憧れたフランスで、生き抜く決意と自信が窺える力強く秀逸な作品である。

 

 
三岸節子
静物
(オイルパステル 紙)
[画寸法 387×269mm]
東美鑑定評価機構 鑑定委員会 鑑定証 有
SETSUKO MIGISHI
 
アントニー・スキザト
アントニー・スキザト
レインメーカー
(アクリル)
[画寸法 800×600mm]
ANTONY SQUIZZATO
 
アントワーヌ・アンリ
アントワーヌ・アンリ
凛として
(油彩 8号)
ANTOINE HENRY

 

アントワーヌ・アンリ
アントワーヌ・アンリ
サマー
(油彩 10号)
ANTOINE HENRY

 

 
カトラン
ベルナール・カトラン
センジュギクとノコギリソウ SOLD OUT
<日本経済新聞2023年3月掲載作品>
(キャンバスに油彩)
[画寸法 730×540mm]
(仏P20号)
1977年作
遺族照会確認済
BERNARD CATHELIN

 

簡素化した構図に洗練された色彩で日本でも多くのファンを持つベルナール・カトラン。
1977年制作の本作は、翌年の1978年NYの名門ギャラリー「フィンドレー」で開催された「カトラン展」に出品されたものと思われる。
白い背景に白い花瓶、カトランらしい同系色の何色もの白を巧みに使い分け品格漂う本作品「センジュギクとノコギリソウ」はカトラン58歳時の力強い作品。
現代フランスの巨匠マティス、ボナールの流れを受け継いだカトランの装飾的で平面的な構成は日本の“床の間”の美学との出会いを通じて一層強まったものと言われている。
1984年には、<俳諧十選>のリトグラフ集の制作をするなど日本の俳句も彼の作品に影響を与えた。
現代フランス絵画と日本の文化が融合した本作は装飾性と精神性を併せ持つ秀逸な作品といえる。

 
ビュッフェ
ビュッフェ
青いアイリス
SOLD OUT
(油彩 25号)
[画寸法 810×650mm]1958年作
モーリス・ガルニエ鑑定証 有
BERNARD BUFFET
 
荻須高徳
荻須高徳
カモーリ(イタリア)
(水彩)
[画寸法 453×320mm]
荻須恵美子 鑑定書 有
TAKANORI OGISU

フランス、シラク元大統領から「最もフランス的な日本人」と評された荻須高徳。生涯のほとんどをパリで暮らし、時代と共に移り変わるパリの裏街を描き続けた。
裏通りでひっそりと暮らすパン屋、カフェ、たばこ屋などの人々の生活や歴史が滲むパリの風景を題材にした多くの名作を残した。
本作品のタイトルになっているカモーリはイタリアの人口5200人程の地中海に面した小さな漁村。本作は漁師たちの生活感漂う家並みを描いている。
本作品はペンによるスケッチ画に、線描を活かすため、透明水彩で着色している。滲み、温かみのある色調など水彩画がもつ透明感、清涼感のある爽やかさは油彩画にはない魅力と言える。
光輝く地中海の長閑な午後のひとときを描いた本作品「カモーリ」は、家族のために働く漁師たちへのオマージュなのであろう。
飾る場所を選ばず、ほっとする空間を演出してくれる、荻須の洗練された水彩画である。

 
荻須高徳
荻須高徳
セーヌ河岸
(水彩)
[画寸法 250×320mm]1983年作
荻須美代子 鑑定書有
TAKANORI OGISU
 
増田 誠
のみの市のムッシュー
(油彩 4号)
MAKOTO MASUDA
 
ジャンセン
横たわるソランジュ
(紙に鉛筆、パステル )
[画寸法 510×570mm]1989年作
フローラ・ジャンセン鑑定書 有
JEAN JANSEM
 
トラモーニ
夢のブーケ
(油彩 2号)
[画寸法 200×200mm]
OLIVIER TRAMONI
 
トラモーニ
ヴェニス ゴンドラとサルーテ
(油彩 12号)
[画寸法 300×900mm]
OLIVIER TRAMONI
 
ドートルロー
二艘の船
(パステル)
[画寸法 200×275mm]
PIERRE DOUTRELEAU
 
ガントナー
ガントナー
路地裏
(油彩 12号)
BERNARD GANTNER
 
ガントナー
ガントナー
春の川
(油彩 15号)
BERNARD GANTNER
 
小杉小二郎
緑の壺の花
(油彩 4号)
KOJIRO KOSUGI
 
 
東鄕青児
静かな想出 SOLD OUT
(油彩)
[画寸法 273×220mm] (共シール)
東郷青児鑑定委員会 鑑定証 有
SEIJI TOUGOU
 
ボナフェ
黄色いブーケと丸い花瓶
(油彩 4号)
ROGER BONAFÉ
 
ボナフェ
地平線にある小さな家
(油彩 3号)
ROGER BONAFÉ
 
ボナフェ
花売り
(油彩 4号)
ROGER BONAFÉ
 
ボナフェ
カタラン小舟
(油彩 4号)
ROGER BONAFÉ
 
ジョルジュ・ルオー
児玉幸雄
オデオンの朝市
(油彩 キャンバス)
[画寸法 310×410mm]
東美鑑定評価機構鑑定委員会 鑑定有
YUKIO KODAMA
 
香月泰男
赤い花
(紙にクレヨン 水彩)
[画寸法 395×272mm]
香月泰男鑑定登録会 証明書 有
YASUO KAZUKI
 
柏本龍太
preludio SOLD OUT
(油彩 50号)2021年作
RYUTA KASHIWAMOTO
 
コタボ
レモンのある静物
(油彩 10号)
[画寸法 380×550mm]

Hélène COTTAVOZ 証明書 有
ANDRE COTTAVOZ
 
コタボ
田園のブーケ
(油彩 20号)
[画寸法 600×730mm] 2000年作

Florent COTTAVOZ証明書 有
ANDRE COTTAVOZ

重厚なマチエールと多彩な色使いで20世紀フランス画壇を代表する作家アンドレ・コタボ。印象派やフォーブという先人たちの血を引継ぎながらも、それに踏襲することなく独自の造形を生み出してきた。
コタボは作品の制作について次のように語っている。「湧き出るものがないときは、キャンバスを破って何十回も描き直す。」彼の作品制作の上で最も重要なことは、沸騰する内面の感情をいかに表現できているかなのである。
その意味からするとコタボの体質はヴァン・ゴッホのそれと相通ずるものがあるかもしれない。
本作「田園のブーケ」は絵具を厚塗りした後に、ペインティングナイフを多用して描いた絵肌の表面は凹凸ができ、光と影の微妙なコントラストが臨場感を漂わせている。この激しい筆致のマチエールは作家の息づかいが聞こえてくるようなエネルギーを感じる。
コタボらしい緑と青色を基調とした寒色系の落ち着いた背景、対照的に花びらのオレンジは温かみがあり、元気を与えてくれる。
色彩とマチエールを巧みに融合した本作品は精神性の高い、コタボの代表作ともいえる名品である。

 
コタボ
ル・カネの眺め
(油彩)
[画寸法 510×1000mm] 1972年作

Florent COTTAVOZ証明書 有
ANDRE COTTAVOZ
 
ドリエ
ドリエ
収穫の時
(油彩 6号)
DOMINIQUE DORIE

 

ドリエ
ドリエ
船のドック
(油彩 6号)
DOMINIQUE DORIE

 

 
ブラジリエ
青い雲
(油彩 15号)
[画寸法 650×460mm] 1999年作
Alexis Brasilier 証明書 有
ANDRÉ BRASILIER

太古から人間と馬との関わりは深い。
人は狩の対象であった馬を家畜化し、その高い身体能力を自分たちの生活の支えにしてきたのであろう。
約2万年前にフランス南西部ラスコー洞窟に描かれた馬は古今東西のアーティストたちに創作の意欲、刺激を与え多くの画家が馬をモチーフに描いてきた。
とりわけ現代ではフランスの人気作家アンドレ・ブラジリエが描く馬は世界で際立つ存在と言えよう。
生前彼と親交が深かった日本画家東山魁夷はブラジリエについて感動を簡潔な構図と洗練された色感で生き生き表現していると評していた。
実際に作家自身の出自が上流階級にあり、競馬や乗馬といった貴族の嗜みは作家に近い自然なものであった。
本作「青い雲」は流れるような厚く青い雲に覆われた浜辺を颯爽と風を切って乗馬を楽しむ情景が描かれている。
作品の中央右付近に僅かに使われている赤色が本作品を見事に引き締めている。
爽快な気分にさせてくれる本作品は最もブラジリエらしい品格の漂う逸品と言える。

 
ワイズバッシュ
ヴァイオリン
(油彩 10号)
CLAUDE WEISBUCH
 
ギヤマン
赤い馬 SOLD OUT
(油彩 20号)
PAUL GUIRAMAND
 
ギィ・デサップ
パリの河岸 230424
(油彩 4号)
GUY DESSAPT
 
ギィ・デサップ
パリ 廃兵院 (230424)
(油彩 6号)
GUY DESSAPT
 
モワラス
モワラス
サン・ジャン(カナダ)
(ミクストメディア 20号)2025年作
JEAN MOIRAS
 
モワラス
モワラス
スピネット
(ミクストメディア 30号)
[画寸法 800×800mm] 2025年作
JEAN MOIRAS
 
モワラス
モワラス
ビヒット岬
(ミクストメディア 40号)
[画寸法 900×900mm] 2025年作
JEAN MOIRAS
 
モワラス
モワラス
ルシヨン
(ミクストメディア 3号)2025年作
JEAN MOIRAS
 
笠井誠一
レモンと洋鍋と栓抜きのある静物
(油彩 20号)1987年作
SEIICHI KASAI
 
島田章三
蘭の花鉢
(油彩 8号)
SHOZO SHIMADA
 
トマサ・マーティン
バラの香り
(オイルオンキャンバス 8号)
TOMASA MARTIN
 
トマサ・マーティン
刻のながれ II

(オイルオンキャンバス)
[画寸法 390×390mm] 2022年作
TOMASA MARTIN
 
藤井 勉
少女
(油彩 2号)
TSUTOMU FUJII
 
ミッシェル・アンリ
ミッシェル・アンリ
日本のアネモネ
(油彩 8号)
MICHEL HENRY

 

ミッシェル・アンリ
ミッシェル・アンリ
ポンヌフ
(油彩 15号)
MICHEL HENRY

 

 
八代亜紀
風にゆれて…
(油彩 6号)
AKI YASHIRO
 
小田切 訓
小田切 訓
丘の古城
(油彩 5号スクエア)
SATOSHI ODAGIRI
 
柳原良平
柳原良平
プレジデント・ウイルソン号のサンデッキ (切り絵 (紙))

[画寸法268mm×383mm] 1986年作
柳原良平鑑定委員会 鑑定有
RYOHEI YANAGIHARA
 
織田広比古
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花束と赤いドレス
(油彩 4号)
HIROHIKO ODA
 
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櫻井幸雄
出番のないベンチ〜朝日の会話・20番と

(油彩 6号)2025年作
YUKIO SAKURAI
 
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櫻井幸雄
出番のないベンチ 遠征の途中

(油彩 8号)2025年作
YUKIO SAKURAI
 
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櫻井幸雄
ムニャムニャ語(白銀)

(油彩 4号)2010年作
YUKIO SAKURAI
 
パスカル・マッソナ
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そんなの全て戯言さ No.8
(ミクストメディア 12号)
PASCAL MASSONNAT
 
パスカル・マッソナ
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青い木の下で瞑想
(ミクストメディア 12号)
PASCAL MASSONNAT
 
瀧下和之
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雷神図
(パネルにアクリル 6号)2025年作
KAZUYUKI TAKISHITA

 

瀧下和之
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風神図
(パネルにアクリル 6号)2025年作
KAZUYUKI TAKISHITA

 

 
柳田晃良
コミニュケーション
(油彩 サムホール)
2024年作
AKIRA YANAGITA
 
柳田晃良
春の花冠 SOLD OUT
(油彩 3号)
2026年作
AKIRA YANAGITA

 

柳田晃良
パントマイム
(油彩 12号)

AKIRA YANAGITA

 

 
ピラー・テル
夢ごこち

(オイルオンボード)
[画寸法 250×250mm]
PILAR TELL
 

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(油彩 4号)
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(油彩)
[画寸法 300×300mm]
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(油彩 6号)
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